ただただ、ダラダラとメールを続けていつまでたっても進展のない男性がいます。
さっさとデートに誘ってセックスをすればいいのに、なかなか仲良くなれない。
あるいは、あまりに早くデートにさそいすぎて警戒されてしまう。
そもそもメールに何を書くべきかをわかっていないからそういう事態におちいってしまうのです。
じつは、出会い系サイトのメールに必要なのは次の3つだけなのです。
- 女性の情報を得ること
- 好印象を与えること
- 次のメールをもらえること。
この3つだけです。
では、順番に見ていきましょう。
女性の情報を得ること
女性の情報を得ることとはいっても、なんでもいいわけではありません。
彼女とより仲良くなるための材料になってくれそうな情報を集めるのです。
たとえば、どんな料理が好きかがわかれば「それなら、すごくいい場所を知っているよ。今度、○○を一緒に食べに行こうよ」と誘うことができます。
特定のスポーツが好きであることがわかれば「ぼくも学生時代にやっていたよ」といえば、多少なりとも好感を持ってもらえるでしょう。
とにかく「前に進むための情報」を集めなければなりません。
注意してほしいのは、あまりに情報集めに躍起になってしまって「インタビュー」にならないように注意が必要です。
- 好きな食べ物はなんですか?
- 好きな芸能人は誰ですか?
- 好きな色は? 形は?
こんなふうに、まるでアンケートに答えているようなメールになってしまっては、なかなか前にはすすめません。あくまでも普通の会話のなかで自然に聞き出すようにしてください。
好印象を与えること
相手の情報を引き出すことができたら、次は、その情報を利用してどういうふうに好感をもってもらえるかを考えましょう。
一般的に人は、共通点を持つ人ほど好感を持つものです。
スポーツが好きならスポーツが好きな人、読書が好きな人は読書が好きな人が好きです。
であれば、ウソをついてでも共通点を作っていくようにしましょう。
ウソをついてしまったら長い付き合いになったときにバレてしまうか心配?
安心してください。何度かセックスをしたらもう会わなければいいだけです。
そもそも、人は、何度かセックスをしたら、女性のほうはあなたを手放したりしないものなのです。
一般的に人は、一度手に入れたものを手放すことには大きな抵抗を覚えます。
たとえば宝くじを買わない人がいたとします。その人は宝くじに300円の価値を見出していません。だから300円の宝くじを買わないんです。さて、その人に宝くじをあげたとします。そして、その宝くじを300円で売ってくれというと、多くの人は売らないのです。その人は宝くじに300円の価値はないと判断していたにもかかわらず300円と宝くじを交換しないのです。
つまり、人は、一度手に入れたものの価値を高く見積もる性質があります。これを「授かり効果」といいます。
わたしたちが女性とセックスの関係を結んでしまえば、よほどのことがないかぎりセックスをし続けることができる秘密はこういうところにあるのです。
世の中には、どうしようもないダメ男と付き合っていてなかなか別れられない女性がいるメカニズムもご理解いただけるでしょう。
ウソをついてでも好印象を与えてセックスに持ち込んでしまうのは、かなり有効な戦略といえるのです。
次のメールをもらえること
情報を集めて好印象を与えたらつぎは、どうやってメールの返信をもらうかですね。
これは、「重すぎない質問をし続ける」ということに尽きると思います。
メールで質問をしないと、女性側はどんなメールを返していいかわからなくなってしまいます。なんかメールの返事が億劫になって「べつにいいや」となってしまうんですね。
質問があれば、人は反射的に答えを考えます。考えたら手が動きます。そうやってメールは続いていくのです。
ただ、あまりに重すぎる質問をしてしまうと反射的に答えを出すのが難しくなってしまいますので注意してください。
たとえば、
- 仕事を効率的にすすめるためにしている工夫はありますか?
- 人間関係がうまくいってないんですがどうしたらいいでしょうか?
なんていうのは、出会い系サイトのメール交換においては、重すぎる内容なのです。
もっとずっと軽くて、それでいて親密になれる質問を考えてください。
- 休日は何をして過ごしていますか?
- 好きな男性タレントはだれですか?
など、ありきたりだけど、話が広がりそうな質問をするように気をつけてください。
また、もしもメールの返信をもらえなかったとしたら、何日か後に普通にもう一度メールを送ってください。
このときに「このあいだ返信がもらえなかったのでまたメールしました」だの「どうして返事をくれなかったのですか?」など、相手を責めるような内容を送ってはいけません。
彼女はあなたを危険な存在だと認識します。
そのことにまったく触れずにメールを送れば、「この人はものごとを強制しない安全な男性」と思ってもらえるのです。